
障がい学生支援推進団体あすか
NEWS & EVENTS
第20回FDフォーラム
2015年3月1日 同志社大学良心館
【第4分科会】障がい学生支援FDの背景、現状および課題
◎午前は全国障害学生支援センターの殿岡氏・信州大学の高橋先生のご講演とセッション
殿岡氏は、平成28年4月より施行される障害者差別禁止法に従って、合理的配慮について国公立大学ではモデルを見せなければならない、私立大学では努力義務が義務付けされるとのことを中心に話された。学ぶことは生きることであり、そこに立つ制約を取り除き、すべての人が自由に生きられる社会を築いていくことが私たちの目指すものであると話された。
高橋先生は、発達障害をテーマにし、合理的配慮については障害の診断が支援の必要条件ではなく、機能障害の種類と程度を検査結果で示す必要があることを話された。ゼミなどの少人数クラスにおいて、あまり発言できない学生がいたとしたら、この授業が本質であるかどうか見極める必要があることにも言及された。
◎午後は京都産業大学職員の井上氏・あすか代表の辻のご講演とワークショップ
井上氏は京都産業大学で実施された全学FD/SD研修会を中心に、障がい学生支援をテーマにした研修会内容を年度ずつ説明された。2012年から研修会が始まり、特に2014年度からは学生主体で研修会の企画運営に関わってきている。障害の理解啓発には長期的な視野で行う必要があり、各部局、各部署での研修の必要性があることを話された。
辻はあすかの設立背景を説明した後、これまでの活動(第1回学生フォーラム〜第3回全学FD/SD研修会)をまとめた動画を映した。次に実際の授業現場での問題や気づきを事例付きで紹介した。障がい学生支援体制が整っているのにも関わらず、教職員の理解が足りない現状があり、その課題を解決するためにはどのような事をすればよいのかを話した。
【ポスターセッション】ー京都産業大学における学生主体による障がい学生支援の意義と課題ー
あすかと学生FDスタッフAC燦の企画によって開催された、第2回全学FD/SD研修会と第3回全学FD/SD研修会の概要を紹介した。
第3回学生フォーラム
2015年2月18日 京都産業大学むすびわざ館301教室
ーウォールブレイク(健常者と障がい者の壁)
《内容》
午前はアイスブレイク(バースデイ・チェーン術)・各大学の障がい学生支援の現状の発表。
午後はグループディスカッション・しゃべり場。
《スタッフからの感想》
今回の学生フォーラムを通して、他大学の障がい学生支援の現状や障がい学生への支援方法などの知らなかったことを知ることができ、他大学の障がい学生との関係を深めることができて、大変良い経験になりました。今回の経験をこれからの生活に活かしていきたいと思います。
みんなそれぞれの考え方を共有できたのではないかと個人的に感じた学生フォーラムでした。私自身もこれを機に、もっといろんな大学と交流したいなと強く感じました。
(教員0名/職員1名/学生17名)スタッフ含む


第3回全学FD/SD研修会
2014年12月3日 京都産業大学雄飛館ラーニングコモンズ
<内容>
前半は発達障がいについての講演会。そして、京都産業大学の先生による実践授業もありました。実践授業では、パワーポイントを使い、どこが発達障がい学生にとって分かりやすいのかを示してもらいました。後半はディスカッション。障害の立場になって考え、話し合いました。また京都産業大学の卒業生の方もいらっしゃって、社会に出たときはどんな感じなのかも話していただきました。
<感想>
まず、発達障がいのことを詳しく知らなかったので、発達障がいといっても、様々な種類があるとは思わなかった。それぞれ苦手とすることも違うということに驚いた。
ディスカッションについては、皆の考えを聞くことができたのが良かったです。進路にことを心配するという人や、周りの人の理解が必要すると、いろんな考えの人が多かったです。この意見から、障がい者と健常者の壁をなくし、コミュニケーションを多く取って行くことが必要だと感じました。
余談かもしれないが、私のチームで面白いと思った共有の意見がありました。それは、「京都産業大学のPOSTのメッセージ数が多すぎる」「何が何でもPOSTにメッセージをあげすぎるやろ。それは要点が分かりにくい発達障がい者だけでなく、健常者にとっても、メールが多すぎて重要さが分かりにくい」と、私のチームの参加者全員はおっしゃっていました。このように、数々の意見を聞けたことは嬉しかったです。これから、皆の意見をお互いに聞き、どうすべきなのか、皆で考えていき、障害のバリアを壊していきたいと思います。


大学コンソーシアム京都のblogにあすかの事が掲載されました。
大学コンソーシアム京都の教まちやblogにあすかの事が掲載されました!
前編と後編に分かれていて、前編はあすかの活動が書かれていて、後編はあすか主催で開催された第2回全学FDSD研修会のことが書かれています。詳細は下記のリンク先をご覧下さい(パソコンからご覧になられた方がいいです。)
第2回学生フォーラム
2014年9月8日 京都産業大学むすびわざ館301教室
ーともに考え、ともに探す
支援が進んでいる大学、支援体制がはじまった大学ともに中身は違えとも運営上の課題はあることから、フォーラムでお互いに出し合い、ともに考え、ともに解決方法を探すのが、目的である。
午前は各大学の支援現状について発表してもらった。他の発表を聞き、それぞれの大学の支援体制が違うことを知り、自らの大学の立ち位置が見えてきたという方が多いのではないでしょうか。午後は参加者と打ち解けるのを目的としたアイスブレイクでサイコロ自己紹介を行った。次に、テーマ別グループディスカッションを行い、参加者の経験に基づく活発な意見交換がなされた。最後に発表を行い、全体で共有した。
フォーラム終了後は茶話会を開催し、参加者と対話をする時間を設けた。
(教員1名/職員1名/学生13名)スタッフ含む



第2回全学FD/SD研修会
2014年5月28日 京都産業大学雄飛館ラーニングコモンズ
あすか主催、教育支援研究開発センター/ボランティアセンター/学生SDスタッフAC燦の共催で行いました。「ユニバーサルデザイン講義ーすべての学生に受けやすい講義の形とはー」をテーマに学外公開型イベントを開催した。
聴覚障がい学生からみて分かりやすい先生方3名方に模擬授業をして頂き、形式的ではなく、実践的な例で紹介しました。グループディスカッションでは、教職員だけでなく、学生も一緒に解決案を出してもらうといった意見が多く出された。
学生主体で教職員を巻き込んだ意義は大きいといったコメントが寄せられた。
(教員16名/職員15名/学生18名/学外34名)
スタッフ含む
第1回学生フォーラム
2014年3月6日 京都産業大学むすびわざ館301教室
あすかの記念すべき1回目のイベントを開催した。
午前は各大学等の障がい学生支援について参加者に話して頂いた後、聴覚・発達・学生サポーターによる「私たちの障がいと大学生活」の講演を行いました。午後はNPO法人ゆに企画の障がい体験、グループディスカッションを行った。
解決策に向けて真剣な討論からテーマとしていた「学生の本気」がみられた。
(参加者25名)スタッフ含む


Upcoming Events
2015/03/01 AM 10:00
第20回FDフォーラム
同志社大学今出川キャンパス
2015/02/18 AM 11:00
第3回学生フォーラム
京都産業大学むすびわざ館301教室
2014/12/03 PM 13:15
第3回全学FD/SD研修会
京都産業大学ラーニングコモンズ
2014/09/08 AM 10:20
第2回学生フォーラム
京都産業大学むすびわざ館301教室
2014/05/28 PM 13:00
第2回全学FD/SD研修会
京都産業大学ラーニングコモンズ
2014/03/06 AM 10:00
第1回学生フォーラム
京都産業大学むすびわざ館301教室